この植物はシンニンギア・ブラータという塊根植物の一種です。近い仲間で有名なのが断崖の女王『シンニンギア・レウコトリカ』があります。どちらもシンニンギア属の仲間なのでとても似ている植物になります。
現在、シンニンギア・ブラータに花が咲きました。シンニンギア属はオレンジ色の筒状の花になっています。本体は5月~7月に花を咲かせるはずですが、秋に咲いてしまいました。今年の春には花が咲かなかったので不思議に思いましたが、まさか、秋に咲くとは…。今年は肥料を例年より多めにあげたのが原因かもしれません。そろそろ休眠期に入ると思います。
シンニンギア・ブラータの育て方は他の塊根植物とほぼ同じです。
置き場所
春から秋は半日陰の暖かい野外に置きます。真夏の直射日光は葉焼けを起こしてしますので、強すぎる日差しには注意が必要です。気温が10℃以下になったら部屋の中で管理をします。
水やり
生育期は土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。比較的に水切れも根腐れも起こしにくいので、あまり神経質にならずに水をあげることができます。休眠期は土が乾いたら湿らす程度水を与えます。
用土、植え替え
多肉植物用の用土か観葉植物用の用土を使用しています。ある程度水はけが良いものなら大丈夫だと思います。
植え替えは毎年か2年に1度行ってください。本来、画像のブラータも今年には植え替えをしなければならないはずでしたが、できなかったです。
肥料
生育期に週に数回液体肥料を与えます。休眠期には与えないでください。
シンニンギア・ブラータは比較的珍しい塊根植物なので、これに出会えたのはラッキーでした。
シンニンギア属には他にもカーディナリス、上海の女王、フロリアノポリス、ツビフローラなどがあります。シンニンギア属は断崖の女王『シンニンギア・レウコトリカ』が有名ですが、他にもいろいろな仲間がいます。
興味がある人はぜひ探してみてください。